特別講演

5月14日、京都での内視鏡学会に参加しました。

行きの新幹線の車内でプログラムを確認すると特別講演の演者に「池上彰」とあります。テレビで見ない日はないほど解説しまくっているあの池上さんの講演が生で聴けると色めき立ちました。

開始の20分前から会場の最前列に着席して待機。時間になり池上さんが登場です。僕が座った席は池上さんの真正面でベストポジションです。

講演はウクライナ情勢を中心にロシア、フィンランド、そして日本について様々な出来事を歴史を交えて話してくれました。池上さんがすごいのは世界各地の一見、関係なさそうな話を様々にされるのですが、最後にばらばらと思われた話が一つにつながって、それぞれの出来事が影響しあっていることがわかることです。

そして世界各地の場所も時間も異なる様々な話を最後に一つにまとめて時間ピッタリに終了。

驚嘆です。

人間の体も世界と同じように様々な事象が影響しあって一つの生命体として動いています。ある一つの事象が他の部分に影響することは世界情勢と同じように人間の体にもあります。

様々な症状から一つの病気を探るというのは、様々な事象が影響しあって動いている世界情勢を分析するのに近いのではないかと思いました。